[仕事]元工場勤務スタッフが伝える勤務上の”問題点”と気軽に働くためのポイント[ぶっちゃけ話]

工場勤務の問題点 仕事

生活するには必要不可欠な産業

こんにちはKUROです。

皆さんが日々何気なくっ使っている日用品や自動車に車、電車など・・・

ほとんどのものが工場で作られています。

自らが作っている製品を日常生活の中で見ると、少し気分が高揚します(笑)

KURO
KURO

僕も工場勤務をしていた経験があり、街中で自分が作っている製品を見ると
嬉しくてニヤニヤしてました!(キモイ・・・)

そんな工場で勤務していた僕ですが、多くの問題点があると考えています。

今回の記事は、これから工場に勤務される方や工場勤務に興味がある方にとっては
有益な情報になると思います。

僕が考えている問題点と、問題点がある中でも気軽に仕事をこなしていくポイントを
解説していきます。

それでは、僕の経験したReal Talkをお伝えしていきます!

工場勤務のイメージ

工場の夜景

まず最初に、皆さんは工場勤務と聞いて何を思い浮かべましたか?

多くの場合はネガティブなイメージが思い浮かぶと思います。

例えば
  • 肉体労働で仕事がきつそう
  • 暗い感じがする
  • 油まみれじゃない?

こんな感じですかね?

結論から言うと
実際にみなさんが思っているイメージは少なからず当たっています。

ただし間違っている部分もあるので、まずはそこから訂正していきたいと思います。

工場勤務の間違ったイメージ

完璧な人はいない

代表的なものを3つピックアップしました。

ただし、ここで解説していることは必ずしも正しいとは言い切れません!
あくまでも僕が経験したことをベースにしてお伝えしますので、鵜呑みにしないこと!
この章を読んでいくことの大前提となります。

では、それぞれ簡単に解説していきます!

Q1. 給料が低いんじゃない?

豚の貯金箱

決してそんなことはありません。むしろ業界によっては高収入が見込めます。

以前僕が働いていた工場では、初任給でも27万以上は出てました。

また大手の工場となるとボーナスがドーーーンっと出るところがあります。
それこそ年間で8ヶ月分とかも珍しくはないです。

従って給料面では深く心配しなくてもいいのかなと思います。

Q2. 休みとか取りづらいんじゃない?

カレンダー

休みは取りやすいと思います。

工場勤務は基本的に班やシフトで動きます。

欠席者が出てもいいように少しだけ余分に人を配置しているはずです。
また、人手が足りなくなっても他の班の人を足りない班に応援に行くこともできます。

わりと融通が利く業界だと思います!

ただし、繁忙期は休みが取りずらいです!
生産量が一気に増えてかなり現場がわちゃわちゃするので、その時期は難しいかなと思います。

Q3. 変な人が多いんじゃない?

色々な卵

ここで言う変な人という定義は、一般的な常識が欠けている人のことを指します。

確かに工場勤務は未経験・学歴がなくてもかなり入りやすい業種です。
そのため上記のように思ってしまっている人も多いことでしょう。

結論から言いますと、確かに変な人はいます。

しかし、全員がそのような人ではありません。

また仮にそのような人が入社しても、メイン作業ではなく他の作業を割り当てられる場合が多いです。

メイン作業は大きな機械の操作や細々とした作業があるため、
そのような人を配置してしまうと周囲の作業員を危険に巻き込む可能性があります。

従って、仮に変な人が職場にいても直接関わることは少ないと思います。

工場勤務の問題点

嫌われたくない人

では本題に入ります。
工場勤務の問題点について、実際に僕が働いていた時に感じたリアルなことをお伝えしていきます。

1. 従業員の高齢化

進化

実際に工場で働いてみると、顕著に見える問題です。

実際僕が働いていた工場にも60歳以上の方がいらっしゃいました。
しかも2交代勤務(日勤と夜勤)で・・・

その背景には若い人材の確保が難しくなっていることが挙げられます。

なぜならば、工場勤務はネガティブイメージが払拭し切れないからです。

工場勤務は3K(キツイ・汚い・危険)と言われていて、良いイメージがありません。

また、最近ではITを活用したIoT化、スマートファクトリーというものも進んでいます。

You can’t teach an old dog new tricks.(老犬に新しい芸は仕込めない)
アメリカのことわざの通り高齢化が続くと、新しい技術を習得するのは困難になっていきます。

KURO
KURO

実際に僕がいた工場でも作業の効率を上げるためにタブレットを導入したのですが、
高齢の方が操作を覚えられずに、逆に作業効率が下がっていました。

事実としてベテランの方が現場にいてくれると非常に心強いとは思いますが・・・
非常に難しい問題です。

2. 喫煙者と非喫煙者の問題

タバコ

意外と見逃されがちの問題だと思っています。

なぜこの問題を取り上げたのか。その理由は僕が非常に困っていたからです。

工場勤務をしていた時に感じたことは、圧倒的に喫煙者が多いということです。
しかも皆さん役職がついている会社の重鎮様です。

お偉いさんが喫煙者の場合、非喫煙者側に会社の情報が一切入ってきません。
冗談に聞こえるかと思いますが、マジです。

今日は誰々が来社するとか、あのプロジェクトはどこまで行ってだとか・・・
何も情報が入って来ないんですよ!

僕ら非喫煙者が知るのは直前になってからでした!

KURO
KURO

僕も実際あったのが、大切な会議に参加することを会議開始10分前に言われました。
そもそも会議自体あったのことも、何も知りませんでした・・・

情報が流れて来ないので、結構苦労しました。

じゃあ非喫煙者も喫煙所に行けばいいじゃんという意見も出るかと思いますが、
喫煙者側からしたら、吸わない人が狭い喫煙場所にいることは邪魔に思われると思います。

休憩時間のコミニケーションはすごく大事ですので、重鎮の方と話すことができないのは
なかなかツラいです。

お偉いさんにもこの問題を真剣に考えて欲しいものです。

3. 定着率が低い

拒否する女性

僕が働いていた工場は人の入れ替えがとても激しかったです。
新しい人が入ってきても1ヶ月ぐらいで辞める人が多い印象でした。

全ての工場がそうだとは限りませんが、少なくともそういった工場が多いようです。

原因として、僕は以下のように考えます。

工場の定着率が低い原因
  • 長時間労働
  • 不規則な生活
  • 残業が多い
  • 労働環境の良し悪し

他にも多くあるとは思いますが、これらが主な原因かと考えています。

KURO
KURO

僕がいた工場では、月の残業時間が40時間を超えることが普通でした・・・

帰って寝るという毎日でした。

製造業は人手不足と言われてますし、製品を作り続けなければいけないことはわかりますが、
プライベートの時間や家族の時間を大切にしたい人には、かなり酷な話です。

現場の人手が不足すると1人あたりの作業量が多くなるため、他の作業に気を取られて目標生産数を達成することが難しくなるので、必然的に残業が増えることに繋がります。

定着率が低いことで起こる従業員不足は、経営者の方は早急に対応が求められることだと思います。

工場で働く時のポイント

書く人

これから紹介することは、僕が実際に工場で働いていた時に実践していた
気軽に働くことができる工夫をお伝えします!

少しでも参考になればと思います。

1. 心を無にする

集中する男性

もう本当に何も考えないこと(笑)

工場での作業は最初こそ頭を使ったり覚えることが山ほどありますが、
慣れてしまうと意識することなく作業ができてしまいます。

そうなってしまえば、こちらの勝ちです!

心を無にして目の前の作業だけに集中する。
何も考えずに、ただただ同じ作業を繰り返す(笑)
これに限ります!

2. 会話をしながら仕事をする

友人達と会話

楽しく仕事をする上で最も需要なことだと思います。

近くにいる先輩だったり同僚、後輩でも誰でもいいです。
とにかく誰かと会話すること!

僕の場合ですが、ただ黙って仕事だけをしていると気が狂いそうになります(笑)
誰かと会話や冗談を言いながら仕事をするだけで、幾分か気が楽になります。

会話のネタはなんでもいいです!例えば・・・

会話のネタ例
  • 今週末の予定は?(今週末は何するんですか?)
  • おすすめの飲食店(近辺で美味しい・おすすめなラーメン屋とかありますか?)
  • おもしろエピソード(聞いてくださいよ、この前〇〇に行ってきたんですけど・・・)
  • 夢の話(昨日・・・夢で3mぐらいのアライグマに追いかけられて・・・)

本当になんでもいいです!退屈凌ぎでする会話で大丈夫です!

しかし、仕事に関する話は避けた方がいいかもしれません。
仕事の話をしてしまうと、どうしても仕事に意識が向いてしまいます。

会話をしながら作業をしていると、時間があっという間に過ぎていきます。
ぜひお試しを!

3. 適度にサボる

変顔

完璧な人間なんていません。
どんなに真面目な人でも気分が乗らない時だってあります。

そんな時は適度にサボること。
これは自分の心身に休憩を入れてあげる必要な時間です。

やるべき仕事が終わって少し時間に余裕がある時、テキトーに現場を見て回るだとか
備品の整理をしているフリをするだとか。

仕事に区切りがついた時に、自分に少しだけご褒美をあげてあげる。

変に仕事をぶっ続けでやってしまうと疲労感からミスを起こしてしまうかもしれません。
もしくは上手くいかないことをずっと続けても、追い詰められるだけです。

そういう時は一度止まって、リラックスしましょう。

仕事が上手くいかない時やできない時の対処法の記事を貼っておきます。
よろしければご覧ください!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回の記事をまとめるとこんな感じです。

POINT
  • 一概に言えないが、工場勤務のネガティブイメージが異なることもある。
  • 勤務形態や従業員に対しての対応を改めて考える必要がある。
  • キツくてつまらない仕事でも工夫次第で乗り越えることができる。

実際のところ、会社に入って実務をしなければ何もわからないのは確かなことです。

実際に働いてみて、『この工場で、この仕事であと数十年も続けられるか』と自問自答してみるといいと考えています。

会社によって問題となっていることや、対応が変わってきますので蓋を開けるまでわかりません。

もし『この工場は自分には合わないな』とか『この仕事じゃないかも』と思ったら、転職を視野に入れればいい話です。

僕は決して「転職しろ」という無責任なことは言いません。
あくまでも”視野に入れておけ”ということだけで、決めるのはその人自身ですからね。

問題や課題がないという会社は存在しません。

経営者の方も従業員の方もその問題に対してのアプローチの仕方、または違った角度からの見方で
少しずつですが解決していくと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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